病棟・外来

がん集学治療センター

がん集学治療センターは、スタッフ3名、消化器外科と消化器内科から各1名ずつの出向、レジデントのローテーションの6名で構成されています。

胃癌、大腸癌、胆道癌、膵癌、消化管間葉腫瘍(GIST)、神経内分泌腫瘍(NET, NEC)をはじめとする消化器悪性疾患の薬物療法が中心ですが、骨軟部腫瘍の薬物療法(骨肉腫、Ewing肉腫、脂肪肉腫など整形外科との併診)、甲状腺癌の薬物療法(耳鼻咽喉科との併診)、また、原発不明癌の薬物療法も担当しています。上記疾患に対する標準治療を提供することが診療の中心ですが、臨床試験治療も盛んに行っています。国立がん研究センター主導の日本臨床腫瘍研究グループ(JCOG)、九州大学主導の九州消化器癌化学療法研究会(KSCC)、癌研有明病院主導の日本がん臨床試験推進機構(JACCRO)などの大規模臨床試験グループの班員でもあり、有効な治療方法を確立すべく積極的に取り組んでいます。最近は、抗PD-1抗体といった免疫チェックポイント阻害剤が登場したことで、大きくがん薬物療法が変わりつつあります。当科では胃癌に対するニボルマブの治験を受けることも可能となりました(2017年7月現在)。また、がん診療は様々な病状を抱えられた患者さんがいらっしゃいますが、化学療法に加え、疼痛管理などの適切な緩和ケアの対応も行っております。

診療分野
・固形がんの薬物療法

当科で進める臨床試験
・局所進行膵がんに対するGemcitabine+nab-Paclitaxel併用療法の第Ⅱ相試験(UMIN ID:000016852 )
・切除不能・再発進行膵がんに対するmFOLFIRINOXとGemcitabine+nab-Paclitaxelの交代療法療(UMIN ID:000022936)
その他、他施設共同臨床試験の参加施設であり進行中の臨床試験が多数

スタッフ
三輪啓介(一外科), 牛島知之, 深堀理, 田中俊光, 下村晋(大腸外科)