教室について

教授ご挨拶

教授ご挨拶

主任教授川口 巧

消化器内科のホームページに
お越しいただき、ありがとうございます。

2022年4月1日より、鳥村拓司教授の後任として当教室の主任教授に就任致しました川口巧でございます。
我々の消化器内科は、「人間味にあふれた臨床医の育成と患者さんに役立つ研究」を目標に掲げ、診療・教育・研究に励んでいます。

診療
食道・胃・小腸・大腸・膵臓・肝臓・胆嚢など消化器疾患全般にわたり、経験豊富な専門医が診療にあたっています。また、栄養不良や筋萎縮は消化器疾患の悪化につながることから、我々は栄養療法やリハビリテーションを含めたチーム医療を行っています。常に患者さんの立場に立ち、異なる診療科や医療機関と連携し、地域全体で患者さんに満足して頂ける医療を提供することを心掛けています。
教育
大学病院だけでなく、福岡、佐賀、大分、熊本、沖縄、千葉県にある19か所の関連病院で教育を行っています。消化器内科医は、病態を理解するための知識に加え、エコー・内視鏡・血管造影などの技術を習得する必要があり、各分野の学会認定指導医が教育を行っています。また、医師には、開業医や勤務医、大学や教育関連病院のスタッフなど様々な将来の選択肢があります。そのため、国内や海外留学を含めて個々の目的に応じた環境作りに努めています。
研究
研究を愉しむことが最も重要と考えています。そして、そのためには心躍るテーマが必要です。「自分が考えた治療で患者さんの病状は改善するかな?」、「自分で考えた実験で癌細胞にはどのように変化するのだろう?」、テーマは日常臨床での問題点や探究したい生命現象など、自分が好きなことなら何でも良いと思っています。クリエイティブな時間も持つことで、きっと患者さんに役立つ新たな医療を創造できると信じています。
願い
「休暇も楽しかったけど、今日からここでの仕事も愉しいよ。」米国留学中に仲良くしていた友人は軽く微笑みながら自然体でそう言いました。私は、教室の皆がそのように言えるよう、自由闊達な雰囲気の中で生き生きと診療・教育・研究が行える教室を作りたいと考えています。さらに、消化器病学を学ぶことを通じて、豊かな人間性や社会性を育むことができる教室でありたいと思っています。
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