研修医・医学生の皆さまへ

女性医師の皆さまへ

女性医師の皆さまへ

女性医師の皆さまへ
女性医師の皆さまへ

消化器内科は、多岐にわたる検査や治療などの習得に時間や労力を要しマンパワーが必要となる部門です。また、熟練医から若手医師まで多種多様の人材が多く集まり、診療や研究をしていくことが望まれ、女性医師のニーズも増えています。
女性医師は優秀な人が多いにも関わらず、肉体や生理的にもいろいろな制約を受け、結婚、出産、介護などでも負担が多いのが現状であり、能力を発揮・維持できない、仕事や研究の継続が難しいなど問題が山積しています。しかし、女性の割合は明らかに増加しており、これらの問題点を解消すべく、当大学でも医師の仕事環境や生活環境についてダイバシティ・インクルージョンなどのテーマで取り組んでいます。

当大学のKG-project

当消化器内科に入局した女性もすでに100人を超え、大学、関連施設、開業医、勤務医、行政などで皆さん活躍しています。大学や関連病院では、肝がん、肝疾患、大腸、胆膵など色々なグループで臨床研究、基礎研究を行っています。医局の取り組みとしては、関連病院と連携しながら、個々に柔軟に対応し、就労継続や研究室への復帰を支援しています。

消化器内科女性医師の会

〜皆さん輝いていますか?〜

消化器内科女性医師の会
消化器内科女性医師の会

年に1回開催しているこの会も女性医師支援の一つです。勉強会と経験談の2本立てで構成され、女性医師として遭遇する悩みや問題点、良かったことなどを情報共有しています。皆さん、真剣にまた和やかな雰囲気で会を楽しんでいます。最近は、他施設の女性医師や研究者にご講演いただき、とても刺激を受けています。
これからも、女性医師の支援充実を図るべくさらに改革していきます。

“数字で見る”
消化器内科の女性医師

職員の年齢

卒後年数

就労施設

  • 総合病院46%

  • 個人病院(有床)27%

  • 医院・クリニック19%

  • パート8%

勤務形態

  • 常勤68%

  • 非常勤・短時間勤務32%

  • 産休・育休0%

仕事内容

仕事内容

消化器内科 20%
一般内科 11%
その他の科 1%
検診 2%

している検査・治療

エコー 34%
内視鏡検査 38%
エコー治療 10%
内視鏡治療 12%
していない 6%
していないのはなぜ?
休職中に出来なくなった、技術的に自信がない

資格の有無

認定内科医

  • ある80%

  • ない20%

消化器専門医

  • ある80%

  • ない20%

学位

  • ある48%

  • ない52%

  • まずは内科認定医をとりたい。
  • 内科専門医をとりたい。
  • 漢方専門医をとりたい。
  • 学位をとりたい。
  • どれも取れるならトライしたい。

結婚・配偶者

結婚していますか?

  • 既婚64%

  • 未婚36%

配偶者は?

  • 医師80%

  • 医師以外20%

子ども

子供はいますか?

  • いる75%

  • いない25%

子供の人数

子供の年齢

子育て

就労中子供の面倒は?

配偶者 0%
親・同胞 27%
院内保育所 18%
院外保育所 32%
ベビーシッター 9%
時間外学校・保育所 14%
友人 0%
0%

子供の病気や予定外の保育時は?

配偶者 0%
親・同胞 45%
ベビーシッター 18%
病児保育 36%
友人 0%
0%

子育て中に希望する働き方

通常勤務 5%
業務内容軽減 9%
業務内容変更 14%
時間短縮勤務 45%
日数減 23%
休職・辞職 5%
研究生・見学生 0%
0%

消化器内科医として~これまでの仕事について~

良かったこと

いろいろな専門的知識や技術が身につけた。
エコーや内視鏡検査ができる。
47%
General をみれるようになる。一般内科医としても働くことが出来る。
一般内科に消化器症状の患者も多い。多臓器に対する診断・診療力がついた。
20%
やりがいがある。
患者に感謝されたこと。(癌の早期発見、治療など)
13%
たくさんの先輩・同僚・スタッフに出会えた。
先輩・同僚に恵まれた。
13%
非常勤として仕事がある。やりやすい。 7%

今後の希望

  • ワークライフバランスを考えて仕事をして行きたい。
  • 年齢・体力に応じた働き方をしたい。
  • 新しい治療等の情報になるべくついていくように努めたい。
  • 女性に適した業務もあり、女性を生かした業務を考えていきたい。
  • 地域貢献をしたい。
  • 消化管だけでなく、肝臓疾患もしていきたい。
  • 検診・外来一般診療は出来る。
  • 将来の保障がないことがやや不安。
  • 上司・同僚の理解があれば大丈夫。
  • 検査技術の向上を図れるようなシステムが大学に欲しい。
  • 帰学したい。

今の仕事(状況)についての満足度

見学希望・お問い合わせ