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スキルスラボ

はじめに

当院では、体系的な内視鏡トレーニングシステムの確立を目指し、汎用上部内視鏡検査、大腸内視鏡検査、ERCPなどの研修に最適なモデルを導入しています。これらのモデルは、実際に使用している内視鏡機器を使って体感することができるため、医学生や前期研修医や後期研修医を中心に研修することができます。
また、よりリアリティーを追求した内視鏡シュミレータである『アキュタッチ(Endoscopy AccuTouch® System)』を昨年より導入しており、臨場感あふれるトレーニングシステムをもって、患者の安全や医学生・研修医・内視鏡医のさらなるスキルアップを目指しています。
こうした、シュミレータ機器の導入は久留米大学病院としての取り組みであり、医学生や研修医をはじめ、各担当科の研修カリキュラムに取り込まれています。

写真1:上部消化管・ERCP研修モデル E型  LM-022(表示機能付き)高研

モデル内にすでに作成されている、胃癌や胃潰瘍、胃ポリープ、十二指腸潰瘍などを実際の内視鏡を使って観察することができます。また、光センサーによる表示機能も有しています。ERCPは側視鏡を使って、十二指腸乳頭部から胆管・膵管にカニューラを挿管することが体感できます。(写真1)

写真2:大腸内視鏡用トレーニングモデル M-40 京都科学

トレーニングの目的に応じて、腸を自由自在に設定することができる実技演習用モデルです。送気、吸引操作ができ、内視鏡挿入法の効果的なトレーニングを実現できます。(写真2)

アキュタッチは、バーチャル上にて触覚を再現し、上部・下部消化器内視鏡、ERCP、さらには気管支鏡検査の教育と訓練、及び訓練結果の評価と管理をすることができる総合的なシュミレータトレーニングプラットフォームです。
本装置に組み込まれているトレーニング・モジュールは、消化器内視鏡の手技や解剖をリアルに再現しており、また豊富な症例が含まれているため、難易度の違う症例を経験することができます。さらに、バイオプシーによるサンプリングの採取やポリペクトミーなど、バーチャル上にてリアルに内視鏡処置を体感できます。また、音声(咳、痛みなど)やバイタルサインの変化により、トレーニーにエラーチェックをフィードバックすることができます。(写真3)


写真3:バーチャルリアリティー気管支・
消化器内視鏡トレーニングシュミレータ
『アキュタッチ(AccuTouch®)』 ガデリウス